...じツと辛抱する辛さは無いです...
石井研堂 「元日の釣」
...「お互に辛抱するのよう...
泉鏡花 「婦系図」
...大抵の事は辛抱するが...
薄田泣菫 「茶話」
...雁の代りに鴉で辛抱する事にした...
薄田泣菫 「茶話」
...つめたいのは辛抱するさ...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...汗を流して辛抱する...
種田山頭火 「一草庵日記」
...それも辛抱するが...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...また「あきらめでありつつも反抗に於て変化を通じて気短かに辛抱する」というのが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...辛抱するのであるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...相当限度まで辛抱すべきところは辛抱するという手段を執るのが賢い...
中里介山 「大菩薩峠」
...其代り屹度辛抱をしなくつちや駄目だよ」「辛抱するつて云つた日にやわしも屹庭辛抱して見せますから」兼次は元氣よく家の仕事をして居た...
長塚節 「芋掘り」
...または世の中で合わせるまで辛抱するよりほかに道はなかろう」「しかし僕なんか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...長火鉢の前の座布団(ざぶとん)の主(ぬし)として辛抱することが出来なかった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...石垣の方へ廻しているのなら、今日はこちらへ落としてもらいたいですが、半日やそこいらなら、辛抱するけれど、一滴も出ないで、一日中ってことになると、まことに悲しいでのう、お客様商売で、お客様に、風呂にも入ってもらえんことになるで」大山は、緑屋のおかみにとっ捕まると、要求が無理でないだけに、返答にも困るし、対策に到っては、手も足も、どころではなく、水が出ないので、逃げ出そうとしたのだが、間に合わなかった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...まあ二年は辛抱するのだよ...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...それに此の工場は土着の者が多数で彼のやうな者が生涯辛抱するには工場の空気があまりに窮屈に作られてゐる事...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...辛抱するに越したことはねえさ...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...も少し君も辛抱するさ...
横光利一 「旅愁」
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