...見てくればかり軽さうだが...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...重たさや軽さによって...
上村松園 「日本画と線」
...帽子をぬぐような手軽さで...
海野十三 「金属人間」
...完全に救われた様な気軽さも覚えて...
海野十三 「白蛇の死」
...頭には何も残つてゐないと見えて、軽さうに動いた...
薄田泣菫 「茶話」
...抱いてみてその軽さにもびっくりせずにいられなかった...
壺井栄 「一つ身の着物」
...銀座へ出るのと異(かわ)らぬ気軽さで往(い)ったり来たりするのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...「明かるさ」がなぜに軽さを...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...ほどよく綾(あや)なす手練(しゅれん)と身の軽さ...
中里介山 「大菩薩峠」
...この気軽さと明るさだけは...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その軽さに重味を加へたいやうな気がした...
牧野信一 「公園へ行く道」
...あんな身軽さで、物々しい障碍物を飛び越えて行く術が、あんなに巧みであつたことなど思ふと、この比喩(アレゴリイ)は少々幼稚に堕して滑稽ですが、何んな追手がさし向けられたところで到底つかまるものではなからうし、よしや一度は引き戻されたとしても、忽ち自由の舞台へ逃れ出してしまふに違ひないなどゝ考へられるのであります...
牧野信一 「女優」
...闇太郎は、書院づくりの客座敷の軒下を、ついとはなれると、またしても、例の蝙蝠(こうもり)が飛ぶような素早さで、ぐるりと裏庭に廻って、木石の間をかけぬけ、見上げるばかりな大塀の下に来て、そこまでついてきた黒犬さえびっくりするような、身軽さで、声をもかけず塀の上に飛上ると、もうその身は往来におりついた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一種の明るいヨーロッパ式な気軽さも感じて話が楽になって来た...
横光利一 「旅愁」
...来た船中のときから一緒だった気軽さのためとも思った...
横光利一 「旅愁」
...けれど、どすんと、不器用な音もさせないし、今の素早さ、跳躍の軽さ、まことに、あぶな気(げ)ないものです...
吉川英治 「江戸三国志」
...人々のことばの軽さまで...
吉川英治 「私本太平記」
...急にからりとした身の軽さを覚えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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