...殆(ほとん)ど軸の挂(か)かつてゐなかつた事がない...
芥川龍之介 「東京小品」
...蓋は長軸にそって両側にくぼみがあり...
石川欣一 「比島投降記」
...軸に支へられた丸屋根のやうなもので出来てゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...自身を軸にして囘轉する...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...反枢軸国(すうじくこく)の人口総計は……」大統領「僅(わず)か三十五億人ではないか...
海野十三 「諜報中継局」
...その軸は、見る見るうちに地中深く伸びていった...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...萌黄の帷(まく)の向うにある床の間の軸を判じようとしたけれど...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...それが木の根の柱の中軸に掘込んだ穴にはまるようになっており...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...また垂直な軸のまわりに廻転もしていた...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...批評家が批評の枢軸を意識しようがしまいが...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...幼き恋は寸燐の軸木燃えてしまへばあるまいものを寐覚めの囁きは燃えた燐だつたまた燃える時がありませうかアルコールのやうな夕暮に二人は再びあひました――圧搾酸素でもてゝゐる恋とはどんなものですかその実今は平凡ですがたつたこなひだ燃えた日の印象が二人を一緒に引きずつてます何の方へです――ソーセーヂが紫色に腐れました――多分「話の種」の方へでせう...
中原中也 「幼き恋の回顧」
...そこで今一本のマッチの軸の頭を折ったもので結晶を吊(つる)しながら...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...軸物(じくもの)のような物から売り始めて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...白雨(はくう)降り車軸の似(ごと)し...
南方熊楠 「十二支考」
...嵌込(はめこ)み細工になっているその軸の上部を抜いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...吾家に祖先より伝はれる一軸の絵巻物のはべり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...車軸を流すばかりな大雨だった...
吉川英治 「三国志」
...信玄の中軍から車軸と車の歯のように...
吉川英治 「新書太閤記」
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