...帝國(ていこく)ホテルや精養軒(せいやうけん)のマネエヂヤア諸君(しよくん)は何(なに)かの機會(きくわい)に紅毛人(こうもうじん)たちにも一椀(わん)の「しるこ」をすすめて見(み)るが善(よ)い...
芥川龍之介 「しるこ」
...軒(のき)漏(も)るにつけても...
泉鏡太郎 「十六夜」
...「あれは天中軒トコトンさんのおかみさんで……」「ほう」「ここの地方(じかた)をやっているんですよ」「地方?」意味を聞いたのだが...
高見順 「如何なる星の下に」
...現にぼくも一ど正月休みの時に、一軒の戸口で、ある女を見かけたことがある...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その廃墟(はいきょ)の中の一軒の農家にはなお人が住んでいる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...提灯を片手に、腰に手鉤(てかぎ)を、或る人は棒をもって、後から出る手当の祝儀を、何う使おうかと、微笑したり、長屋の小娘に「お前も、あやかるんだぞ」と、云ったり、その間々に「出ちゃあいけねえ」とか「早く通れっ」とか、怒鳴ったり――小藤次の家は、幕を引き廻して、板の間に、金屏風を、軒下の左右には、家の者、町内の顔利きが、提灯を股にして、ずらりと、居流れていた...
直木三十五 「南国太平記」
...孤独に寄り合う村落を見て木枯や何に世渡る家五軒と...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...人の住んでいる家は一軒もない...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...午後は Whittier五月 九日 鶴見氏と午後から Greenwich へ人をたずね、お茶をホテルでのみ、東洋軒で食べ、ミス リザノブィッチのところへ行き、アスターに一寸より、其から Whittier にかえり、Aに電話をかける...
宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
...――一軒の家の表にたどり着く...
三好十郎 「おスミの持参金」
...軒下へ運んでいる)金吾 (ソバの木を刈り込みながら...
三好十郎 「樹氷」
...」蘭軒も亦嘱を受けて構思してゐると...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は数(しば/\)王子の金輪寺を訪うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は為に師を択んで従学せしめ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...林中の一軒屋にその臼の音が曲も無く響いてゐるのは山の趣をいよいよ幽寂にする...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...錦霜軒(きんそうけん)に起伏(きふく)しながら夜中何かの策動をやっているのであろうという想像...
吉川英治 「江戸三国志」
...京橋尻の、もと梅賀がいた家の近くに、河に添って広い空地があり、伐(き)り残された団栗林(どんぐりばやし)のわきに、軒傾いた木賃宿が二、三軒ある...
吉川英治 「大岡越前」
...半夜はまったく軒の月と...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
