...無躾(ぶしつけ)なる土豚(もぐら)に驚かされ...
巌谷小波 「こがね丸」
...その代りに躾(たしな)みの方では交(まざ)りつ気(け)なしの画家(ゑかき)にならうとして...
薄田泣菫 「茶話」
...封建的な女と見えたのは環境や父母の躾のせいで...
谷崎潤一郎 「鍵」
...人に物を尋ねるにしては不躾(ぶしつけ)なほど近い距離に立ち止まったからである...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...自分がそう云う躾方(しつけかた)をされたことがないので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あの妹をああ云う時代後(おく)れの女に育てたのは家庭の躾方(しつけかた)が悪かったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...卿(おまえ)もっと躾(しつけ)をせんと困るぜ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...不躾(ぶしつけ)で...
直木三十五 「南国太平記」
...女も躾(しつけ)の悪い...
中里介山 「大菩薩峠」
...無躾なことばかりいった揚句...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...時々は自分で隱居所へ膳を運ぶこともあるが、月に一度腐つた干物でもつけると、離屋の隱居所へ入る前に、あの渡り廊下で、野良犬を呼んで投げてやり、隱居へは空つぽの皿だけ見せる相ですよ、――年寄には油つ濃いものは毒だといふんだ相で、躾け/\で、先代の一人娘お柳さんをいぢめ拔くのと、同じ術(て)ですね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「不躾(ぶしつけ)ですけど...
久生十蘭 「あなたも私も」
...躾(しつけ)のいい組と言われている子供たちの声が...
本庄陸男 「白い壁」
...躾がよいといいならわして来ました...
宮本百合子 「新しい躾」
...いきなり訪ねて庭を見せてくれということは無躾であって...
室生犀星 「日本の庭」
...我々流儀の躾(しつけ)をされ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...はま女から躾(しつ)けられたことの端(はし)はしが...
山本周五郎 「初蕾」
...母なる人の躾(しつけ)ぶりも...
吉川英治 「新書太閤記」
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