...そんな際誰も私の無躾(ぶしつけ)をとがめる者はなかった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...「一刻を急ぎますのでどうぞ不躾を...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...笹部の躾の悪そうな様子がひどく目立った...
豊島与志雄 「叔父」
...「不躾ながら、あれと、貴下様との間には?」「契り申しました」そう云って、百城は、じっと、七瀬を凝視した...
直木三十五 「南国太平記」
...「不躾(ぶしつけ)ですけど...
久生十蘭 「あなたも私も」
...洋服なんか着こんで」「これは家の躾でネ...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...どうぞ不躾(ぶしつけ)な仕業(しわざ)とお怨み下さりませぬよう...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...思はず寒い余談に走つた不躾けを許したまへ...
牧野信一 「三田に来て」
...その上そういう連中の躾(しつけ)の悪さが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...余り不躾(ぶしつけ)な様ですから...
森鴎外 「蛇」
...今日ではいろいろの天性が自分に反対の躾をうけながらもそれを突抜けて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...妹の躾(しつ)けかたによるのだろう...
山本周五郎 「菊屋敷」
...――実家(さと)の安倍では男の躾(しつ)けがそれはやかましゅうございましてね...
山本周五郎 「七日七夜」
...叔母に躾(しつ)けられたのではなく...
山本周五郎 「日本婦道記」
...――」「たいへん不躾(ぶしつけ)なことばかり申上げました...
山本周五郎 「風流太平記」
...侍は躾(しつ)けられている...
吉川英治 「新書太閤記」
...童学からその教養に躾(しつ)けられて来た者には――「ああ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...では……不躾(ぶしつけ)なことばかり伺いますが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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