...唯その全躰に於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...神は国家国民の全躰に渉りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...思うに一個の屍躰化生神話にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...お靜の華奢(きやしや)な――でも健康さうな五躰から汐の引くやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やれ忙(いそ)がしや誰(た)れぞ暇(ひま)な身躰(からだ)を片身(かたみ)かりたき物(もの)...
一葉女史 「大つごもり」
...バシャバシャ云う音に混って如何にも愉快な木の葉ずれが爽やかに子の躰を包んで...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...(その折もし仏躰に薄い一枚の布が掛っていたとしたら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...事業の全躰を以て文章なりと曰(い)はゞ固より誤謬(ごびう)なるべし...
山路愛山 「明治文学史」
...其改刪(かいさん)の処は必ず墨黒々と塗抹(とまつ)して刪(けづ)りたる字躰の毫も見えざる様にし...
山路愛山 「明治文学史」
...重量感のある巨躰を誇示するかのように...
山本周五郎 「季節のない街」
...死躰は香屋の清一で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...五官五能の満足ならざる人躰が...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...強いけものの躰臭に顔を包まれたまま...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...次に三人めの侍に躰当りをくれ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...源吉の躰は、ワナワナと顫(ふる)えていた...
蘭郁二郎 「鉄路」
...二人分の滅茶滅茶になった血みどろな躰が...
蘭郁二郎 「鉄路」
...俺も、俺も……)闇の中に、ナイフが閃(ひらめ)くと、源吉の躰は、くたくたと生首の上に頽(たお)れ、溝(どぶ)の中に転がり落ちた...
蘭郁二郎 「鉄路」
...右一行中小西技師は躰量(たいりやう)二十三貫の大躯(たいく)なれ共常(つね)に県下巡回(じゆんくわい)の為(た)め山野の跋渉(ばつせう)に慣(な)れ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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