...悪寒(おかん)のような小刻みな身ぶるいが絶えず足のほうから頭へと波動のように伝わった...
有島武郎 「或る女」
...葉子は軽く身ぶるいしながら...
有島武郎 「或る女」
...身ぶるいをして衝(つ)と抜いた...
泉鏡花 「怨霊借用」
...ぶるぶると身ぶるいした...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...「君はあの事件のことを聞いたろうね?」博士は身ぶるいした...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...わざとらしい身ぶるいをして前後を見廻しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...身ぶるいをとどめ得ず...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...実に身ぶるいのするほど恐しいものだったのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ぞっと身ぶるいしながら...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...風がサアーッと吹くとブルブルッと身ぶるいの出るほど寒い...
宮本百合子 「秋風」
...ペーンはそのかおを眉のあたりからズーッと見廻して神秘的の美くしさに思わず身ぶるいをしてひくいながら心のこもった声で云う...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...思わず身ぶるいをしました...
夢野久作 「白髪小僧」
...忍(しの)ぶ竹枝(ちくし)男女(ふたり)虚無僧(こむそう)一夜風に身ぶるいした大樹の梢から...
吉川英治 「剣難女難」
...……」と、笑ったが、そのとき、どこか遠くの方で、天狗の声でもない、人間の吠えでもない、いんいんと、赤い夜空にこもるようなものを聞いて、彼は俄に、ぶるッと、身ぶるいして、こう叫んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...身ぶるいを覚えながら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...吹かぬうちから身ぶるいが出る」「そんなことを仰っしゃると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「逃がしてやるんじゃ」「げッ!」東儀与力は身ぶるいをした...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...「旦那さま」私は身ぶるいが出た...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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