...いくら躍起になっても一度失くなったものは再びけっして帰ってはきませんでした...
伊藤野枝 「「別居」について」
...躍起になってあちこち照会した末...
谷譲次 「踊る地平線」
...見ている隊員が躍起になって「水をうめろ水を」と心中に絶叫する...
谷譲次 「踊る地平線」
...そして母親や女主人の方で二人の間を堰(せ)くようにすればするほど三野村の方で一層躍起になってお園が花にいっている出先までも附き纏(まと)うて商売の邪魔になるようなことをしたりするのであった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...躍起になって自分のことを思い出させようとかかってきて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...食糧増産に躍起になって...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...躍起になって無意味な目的に駆りたてて行く例もすくない...
久生十蘭 「新西遊記」
...関東筋でも躍起になって探りを入れたんだが...
久生十蘭 「魔都」
...その真意を明らかにしようと躍起になって考えてみたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼は躍起になってぼやいたが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...躍起になって手がかりを探しているときにアイダが見つけてしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...バアクレイ・カアル造船所も躍起になって...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...女将セレスティンは躍起になって...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...学生がかわいそうだと躍起になって反対したので...
柳田国男 「故郷七十年」
...元よりこのことは、煙火師同士の争いとして、表面は藩の知ったことでないような顔をしていたが、裏面では敵方にも、本多侯がうしろ楯(だて)になっていたし、松代藩のほうでもまた、躍起になって、戸狩の者をべんたつしていた...
吉川英治 「銀河まつり」
...躍起になって考えた...
吉川英治 「三国志」
...躍起になって、斬りつけてくる伊織の攻勢を無視して、城太郎は、まっ向に一太刀あびせてやろうと押して行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...影なき密猟者の捜索に躍起になっているが...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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