...あと足に砂を蹴上(けあ)げながら真一文字に追いすがった...
芥川龍之介 「偸盗」
...二度目に蹴上げたとき...
海野十三 「火薬船」
...囲柵の中で砂を蹴上げたりした...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...弁慶が行きちがひざまに薙刀の柄もとを蹴上げられてすはと向きなほるところが目について消えなかつた...
中勘助 「能の見はじめ」
...女達が揃つて足を蹴上げる藝当を...
永井荷風 「勲章」
...ところで、二人は追分から、右へ伏見道へそれず、山科に入り、四宮、十禅寺、御陵、日岡、蹴上、白川、かくて三条の大橋について、京都に入るの本筋を取るつもりであろうと思われます...
中里介山 「大菩薩峠」
...日岡の峠を通って蹴上粟田口(けあげあわたぐち)へ出るが...
中里介山 「大菩薩峠」
...見事膳を蹴上げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お里のひはらを蹴上(けりあ)ぐ...
三木竹二 「いがみの権太」
...近代史上に蹴上げている...
夢野久作 「暗黒公使」
...飛沫(しぶき)を蹴上げて天馬空(くう)を駛(はし)るが如く...
夢野久作 「名娼満月」
...ここはわけて底冷えするという蹴上(けあげ)の盆地(ぼんち)にある南禅寺の一房を出て...
吉川英治 「黒田如水」
...蹴上の中腹にある大きな榛(はん)の木の方へ駈けて行った...
吉川英治 「私本太平記」
...蹴上(けあげ)の辺の...
吉川英治 「私本太平記」
...蹴上(けあげ)をくだって...
吉川英治 「私本太平記」
...蹴上(けあげ)を進んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...激闘、草をとばし、土を蹴上げ、ついに隼人の首を取った...
吉川英治 「新書太閤記」
...蹴上(けあげ)へさして...
吉川英治 「平の将門」
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