...而して覇権一度、相門を去るや、平氏が空前の成功は、平家幾十の袴子をして、富の快楽に沈酔せしむると同時に、又藤原氏六百年の太平の齎せる、門閥の流弊をも、蹈襲せしめたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...裾短かに素足を蹈んで立つた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...その船を蹈み傾けて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...)其地(そこ)より蹈み穿ち越えて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...足を爐に蹈みのばす心安さ...
大町桂月 「冬の榛名山」
...吾其上を蹈みて走りつつ読み度らん...
高木敏雄 「比較神話学」
...あんまり私を蹈みつけにしては...
太宰治 「お伽草紙」
...そこを蹈台(ふみだい)にしようと云う訳なのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼方此方(かなたこなた)を蹈み分けて行って...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...私ハアノ可哀想ナ老人ノ骨ヲ今モナオ地下デ蹈ミツケテイル」ト思ウコトヲ禁ジ得ナイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...遊廓などに足蹈みしたる様(さま)は一向に見受け申さず候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...新しい境界に蹈み込んで見ずにはゐられない...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...詩は小説に比して高蹈的だ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩は昔に於て音楽と共に――おそらくは尚舞蹈と共に――節(ふし)づけされた手拍子...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...必然に音楽や舞蹈やと一致したリズムの機械的反復を骨子としている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一方の高蹈派(パルナシアン)は徹底して芸術至上主義を標号(ひょうごう)した...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...からを蹈んだ日には馬鹿を見るからネー...
三宅花圃 「藪の鶯」
...山神山の中に東蹈鞴(ひがしたたら)・西蹈鞴という地があって...
柳田國男 「地名の研究」
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