...彼の歴史は蹉跌の歴史也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...蹉跌(さてつ)苦吟自己の驥足(きそく)を伸ばし能(あた)はざることもあるべし...
石橋忍月 「罪過論」
...たとえ中途で事業に蹉跌することがあっても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...小さい深い蹉跌を与へた...
太宰治 「火の鳥」
...」「蹉跌(さてつ)の美...
太宰治 「めくら草紙」
...巧者らはその蹉跌(さてつ)を寸断する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第一の蹉跌丸木のままの柱...
直木三十五 「南国太平記」
...たとへば「思(おも)はぬ大利(たいり)あり」とか「物事(ものごと)に蹉跌(さてつ)あり...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...――跌(つま)ずいた夢でも見たのであろう...
林芙美子 「清貧の書」
...蹉跌のためにかつて一度(ひとたび)も怯(ひる)みし事なし...
福田英子 「妾の半生涯」
...詩嚢に「跌蕩不量分...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幾度か道にて跌(つまづ)き倒れしことなれば...
森鴎外 「舞姫」
...製作のすべての蹉跌(さてつ)とは...
柳宗悦 「工藝の道」
...ちょとした蹉跌で失脚するものが少なくなかった...
柳田国男 「故郷七十年」
...前駆者の蹉跌(さてつ)もなお一つの経験となるであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...彼の門出としては一大蹉跌(さてつ)だ...
吉川英治 「私本太平記」
...かえってこんな蹉跌(さてつ)からみじめな惨敗をみてしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...そしてかかる蹉跌(さてつ)や後の敗因は一体何から来ているかといえば...
吉川英治 「新書太閤記」
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