...雜草が跋扈(ばつこ)してゐて僅かに一筋か二筋の細い路になつてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これ世に悪人の跋扈(ばっこ)するを神の業(わざ)なりと認めて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...欧州人は世界至る所に跋扈(ばっこ)し...
大隈重信 「日本の文明」
...南は行徳の河口附近まで数十里の間を跋渉して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...神使のざうりとりさきにはせきたりて跋扈(ふみはだ)かり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蚤(のみ)が跋扈(ばっこ)する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...動もすれば与党の専横と属僚の跋扈との為に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...王國維がその跋文を書き...
内藤湖南 「支那目録學」
...即ち、明治の末期より、大正、そして現在へかけての自然主義文学の輸入、跋扈(ばっこ)、従って極端なる、異常事件の軽蔑、興味の否定、そのために、日本の文芸は畸形(きけい)的発達を遂げた...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...最後の原稿である「八犬伝跋文(ばつぶん)」はひじょうな名文である...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...蘭軒の「訳女戒跋」に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(登々庵武元質(とう/\あんぶげんしつ)と申人の跋の心にいれたる詩也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...跋以数語...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして此跋は愈(いよ/\)人をして藤陰の関五郎なるべきを想はしめる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小竹の此跋は此糸をして太からしめ強からしむるもので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九月奉納書籍聚跋(ほうなふしよじやくしゆうばつ)に序す...
森鴎外 「大塩平八郎」
...話が長たらしくていよいよ跋文の体を得なくなったが...
柳田国男 「故郷七十年」
...妖教(ようきょう)跋扈(ばっこ)し...
吉川英治 「三国志」
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