「趾」の意味
足の指
小説での「趾」の使い方
...これは彼が支那交趾(こうし)の陶器の美しい彩色を研究して...
石原純 「平賀源内」
...からまった網目を細い脚や趾(あしくび)から外してやると...
梅崎春生 「庭の眺め」
...「これより南三町小田城趾」としるせる木標の立てるを見る...
大町桂月 「秋の筑波山」
...その趾(あと)だと云う蓮(はす)の生えた小さな池があって...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...親趾ノ突端ニ及ブ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...鷄(にはとり)の爪(つめ)の趾(あと)が其處(そこ)の新(あた)らしい土(つち)を掻(か)き散(ち)らしてあつた...
長塚節 「土」
...然(しか)し熊手(くまで)の爪(つめ)が速(すみや)かに木陰(こかげ)の土(つち)に趾(あと)つける其(そ)の運動(うんどう)さへ一度(ど)は一度(ど)と短(みじか)い日(ひ)を刻(きざ)んで行(ゆ)く樣(やう)な冬(ふゆ)の季節(きせつ)は餘(あま)りに冷(つめ)たく彼等(かれら)の心(こゝろ)を引(ひ)き緊(し)めて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...頂上に本統の城の趾(あと)があるという話であったが...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...趾を縛っておけば...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...趾(ゆび)をさか立てて足を喰いとめた...
本庄陸男 「石狩川」
...趾(あし)の先で土を踏みにじりながら「しかし...
本庄陸男 「石狩川」
...趾(あしゆび)の事(こと)だらうね?』と海龜(うみがめ)が念(ねん)を押(お)しました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...先棒の趾先(つまさき)は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...合併社趾の鬱蒼たりし古木は...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...すなわち足趾(そくし)のつけ根の一番力の入る部分を...
柳田国男 「山の人生」
...その中の一人が正座した足趾(あしゆび)の先で拍子を取っているのを敏感な翁が発見した...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...呂宋(ルソン)、交趾(コーチ)、安南(アンナン)あたりの舶載品らしい陶器、武器、家具の類から、印度とかペルシャなどから齎(もたら)した物らしい鉱石の塊(かたまり)や、仏像、絵革(えかわ)、聖多黙縞(サンタマリアじま)、それから南蛮船の模型だの、金銀の細工品だの、自鳴鐘(とけい)だの――と数えて行ったら限(き)りもないほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
...交趾の日本人町は...
和辻哲郎 「鎖国」
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