...飲めるのは僅に喉(のど)を沾(うるほ)すに足る程の少量である...
芥川龍之介 「芋粥」
...自分は僅かに一身(いっしん)を入るるに足る狭い所へ横臥して...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...町はずれの安待合(やすまちあい)の格子(こうし)をくぐるに足るお小遣(こづかい)を彼からせしめたこともあった...
海野十三 「振動魔」
...たしかに道行く婦女子等をして顔そむけしめ唾はかしむるに足るものであろう...
大杉栄 「続獄中記」
...自然に依りて足る可きを...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...大なる光を与うるに足る...
高木敏雄 「比較神話学」
...悪党たるに足るだけのものを持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...如何に彼が夜毎美食に(あ)き足るか...
中島敦 「南島譚」
...その善戦のあとはまさに天下に顕彰するに足る...
中島敦 「李陵」
...古き好(よしみ)をつなぐに足るのは生(き)の酒のみだよ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...○夢の國は流もありて花さきて音よき鳥さへ住むと聞けどもふる山のきこりをとこが瘤とりし鬼なつかしや舞はむともども牧の野の童に似たるあこがれが鞭もて死をば追ひ行くごとしつめたげの眼(まなこ)百千(ももち)は地にあれ愛にわが足る天(あめ)の星星手をあげて招けば肥えし野の牛も來りぬよりぬ何を語らむ朝櫻すこしこぼれぬ折からの歌もおはせば染め出で給へ夏衣御送りの燭灯(ともし)百千は櫻とて天童かざす別とあらば...
萩原朔太郎 「短歌」
...旧時同様の資金をもってさらに新たに学事を起すに足るべし...
福沢諭吉 「学問の独立」
...家の正面だけを警戒したら足るようにと...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...その羊肉のみで当分腹を充たすに足る時は人児は無益に殺されず...
南方熊楠 「十二支考」
...何か人間の体の温かさを支へるに足る...
三好十郎 「「地熱」について」
...別に異(い)とするに足るほどな事件ではないという時世がわかる...
吉川英治 「江戸三国志」
...宣旨(せんじ)一枚の料紙で足るような驕(おご)りに酔っていた風であった...
吉川英治 「私本太平記」
...十分彼らの心情を充たすに足る大事業であるためであり...
和辻哲郎 「院展遠望」
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