...ネープルに赴いてベスビアス山に登り...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...併(しか)し事の起らない先にその赴くところをはっきりと見究めることこそ...
石原純 「雨粒」
...私が鴎外と最も親しくしたのは小倉赴任前の古い時代であった...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...今日は共に金洞に赴かずやといふに...
大町桂月 「妙義山の五日」
...蘆屋のとしを居に赴き晩餐...
高浜虚子 「五百五十句」
...今日でも余は殆ど余の感情の赴くままに行動しつつあるのであるが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その時漱石氏は松山の中学校を去って新しく熊本の第五高等中学校の教師となって赴任したのであった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...自分に明晰に認識せられた善に赴く...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...文化統制の赴く処無限である...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その曲の赴(おもむ)くところを終りまで聞いたことがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで遂に法然は都を離れて配所の旅に赴くことになった...
中里介山 「法然行伝」
...一つは私の虚弱な身體を少しでも改善の途に赴かしめるには田舍が尤もいゝと信じましたから私は此の中學へ赴任することに成りました...
長塚節 「教師」
...滅多なことには夜更けでもない限り浴室へ赴かぬのでもあつた...
牧野信一 「風流旅行」
...おれはふと思ふおれたちこそ苦闘する中国の兄弟に送られた××(1)の×(2)軍国境を越えて共に暴圧の鎖を断ち切る自由の戦士!いま丘を越え海を越えて武器を携え急×(3)に赴くおれたちではないかとけたゝましく響く喇叭の音におれはふと我に返る(……蒋介石ごときは問題ではない(わが敵はただ第十九路軍……砂風の吹き荒れる営庭で...
槇村浩 「出征」
...我々がしばしば熱烈な希望をもって・またしばしば冷静な判断が命ずるままに・赴くこの自殺を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そしてまた彼が赴任(ふにん)したのも日が浅い...
吉川英治 「新書太閤記」
...任地へ赴いてから...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...資本は土地に赴くであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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