...といえば赫(かっ)となり...
泉鏡花 「活人形」
...太陽は中天に赫々(かくかく)と輝いていた...
海野十三 「空中墳墓」
...否、感情に強い窕子はそれを見たら、赫となつて、それをピリピリ破つて捨てゝ了ふかも知れない...
田山花袋 「道綱の母」
...上述のわが畏くも高貴にして顕赫なる云々の陛下が幾何(いくばく)の軍隊をカナダ及び北アメリカに送る準備をしておられるかを...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...彼れが赫々たる戰功に伴へる威望の力に由りたるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そしてほとんど不可能のうちに絶対の勝利を占めたるその赫々(かくかく)たる初心者は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスは常に辺境に突っ立って未来をまもる赫々(かくかく)たる映像を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...新羅の國では元祖の王を赫居世といつて居ります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...即ちこの弗矩内といふのが赫居世の意味で...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...さつと顔を赫(あか)めて...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...此あたりの裏屋より赫奕姫(かくやひめ)の生るゝ事その例多し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...威権赫々(かくかく)たる時なりければ...
福田英子 「妾の半生涯」
...高く茎を立て並びアノ赫灼(かくしゃく)たる真紅の花を咲かせて...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...童子は赫(あか)くなってこたえました...
室生犀星 「あじゃり」
...8475赫きて、ゆらめきて、こなたへ照りてぞ来る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...赫々(かっかく)と燃え上がっている焔の色が...
吉川英治 「江戸三国志」
...ふだんはあたたかでいらっしゃるが赫(かっ)と焔(ほのお)をおたてになると人をも我をもお焼きになる...
吉川英治 「黒田如水」
...今にも絶(た)えなんとしていた火の命(いのち)!甦(よみがえ)ったかの如く赫々(あかあか)と燃え上がってあたりは光明昼のごとく真っ赤に照った...
吉川英治 「増長天王」
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