...殺戮(さつりく)し合うことは賢明なることであろうか...
海野十三 「地球発狂事件」
...賢明なる読者は、已にある秘密を推し給いしならん〕二人の人間のくっついた片輪だものですから、私は一日に五度も六度も、あたり前の人の倍も梯子(はしご)をおりて、(中略)そのうちに、秀ちゃんの方に今までと違ったことが起って来ました...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...それから優しく賢明な御母堂に就(つ)いてだけ書いたばかりで...
太宰治 「ろまん燈籠」
...賢明なる本誌読者の銷閑(しょうかん)パズルの題材としてここに提出したいと思う次第である...
寺田寅彦 「災難雑考」
...それというのも大概は科学者自身に筆を執らせてそれを掲載するという賢明な方法をとっているので...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...また最も賢明なる事業と考へて居る...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...寧ろ賢明な首尾一貫と云わねばならぬ...
戸坂潤 「技術の哲学」
...しかも賢明なる精霊が』と老人は語り続けるのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...反抗しないで寛大であるのがすなわち賢明なやり方だと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...議院の有象無象にも大学の最も賢明なるある人々にも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを賢明なる読者の判断に任したい...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...賢明なるものが、その文章を、戦いの前に書くことができたならば、人類は百年の血潮の中をのたうちまわらなくてすむのである...
中井正一 「二十世紀の頂における図書館の意味」
...政治上に混乱をまきおこす不賢明な方法であった...
蜷川新 「天皇」
...いっさいを犠牲にして出ようと試みるのがいちばん賢明なやりかたなのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...もし我々が賢明ならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし廃れるままに放置しておくのは賢明な措置ではないであろう...
柳宗悦 「蓑のこと」
...作者の趣味とピッタリした人物を中心にして色々な物語を書いて行くのはたしかに賢明な方法である...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...家名の存続を保つことの賢明なことをすすめてあった...
吉川英治 「三国志」
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