...之を口頭(こうとう)聖賢と謂ふ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...その日のおひるすぎ、賢二君が、にいさんの壮一君にまもられて、ちょっと、おうちの外へ出ますと、その町かどに異様な箱車(はこぐるま)をひいた、白ひげのじいさんが、待ちかまえていました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...しかも仏像の類と違って賢愚雅俗のあらゆる人面の芸術的表現を余儀なくさせた...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...つねにカトリック教會の最大の柱石であらせられた諸賢に...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...農家は更に賢いのである...
徳冨蘆花 「草とり」
...稍々東洋賢人の面目あり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...江西郡遇賢里にある大古墳...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...お倉と普賢菩薩(ふげんぼさつ)は拜んで置けと――たつた今手前が言つたぢやないか」「お倉だけは餘計ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...病中といふ老住職の大賢和尚に逢つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いやに賢人ぶった子供だったよ...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...四の「愚弟賢兄」何うもにもハヤ困っちまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...わしはあの子の頤(あご)にある小さな靨(えくぼ)一つもくれるんじゃなかった!』『あなたは前よりも賢(かしこ)くなりましたね...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...幾分賢し気に逆用して事にあたつて見るならば案外截然と慣例的なる化物を退治出来るのではなからうか...
牧野信一 「浪曼的時評」
...しかしこの常識には賢明な処世法が示されている...
三木清 「人生論ノート」
...乗月諸賢叩野...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また賢明な助言者として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...管仲の賢なることを偉しとせずして...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...賢そうな顔をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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