...その地方の人々が如何に賞翫しても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...和歌を父母として生まれた俳句にも自然この初音という文字が踏襲され賞翫(しょうがん)の意味がそのうちに含まれていることも争われない事実であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...俳句は和歌を父母として生まれたのでやはり初音という言葉のうちに賞翫の意味が伝わっているということをただいま申しましたが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...廿三日、己丑、天晴、京極侍従三位、相伝の私本万葉集一部を将軍家に献ず、御賞翫他無し、重宝何物か之に過ぎん乎の由、仰有りと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...道阿弥の首を賞翫(しょうがん)しながら...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...まだ賞翫(しゃうくわん)はして貰(もら)へぬ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...走餅を売っておりますから御賞翫(ごしょうがん)くださいですって...
中里介山 「大菩薩峠」
...局部局部を断片的に賞翫(しょうがん)すればよいという説――二宮君のような説ですが...
夏目漱石 「虚子君へ」
...光沢(つや)の出た所をしきりに賞翫(しょうがん)している...
夏目漱石 「草枕」
...ちょうど先刻お話したお大名が目黒の秋刀魚を賞翫(しょうがん)したようなもので...
夏目漱石 「私の個人主義」
...ベースボールはもと亜米利加(アメリカ)合衆国の国技とも称すべきものにしてその遊技の国民一般に賞翫(しょうがん)せらるるはあたかも我邦(わがくに)の相撲(すもう)...
正岡子規 「ベースボール」
...お太刀(たち)すじが賞翫(しょうがん)いたしとうござります...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...支那や後インドで※蛇肉(ぜんじゃにく)を賞翫(しょうがん)し...
南方熊楠 「十二支考」
...今日こそお前の腸を舌鼓打って賞翫しょう」と大いに呼ばわる...
南方熊楠 「十二支考」
...これを蜜喞(みつしつ)といいて賞翫するとあり...
南方熊楠 「十二支考」
...娘は賞翫(しょうがん)されるほど張合あり「ハイ何杯でもおかえ下さい...
村井弦斎 「食道楽」
...西洋には水道の鉛管のために鉛毒を受ける人も沢山あるから我国でも水道の水を飲む人は毎日梅干を食べるがいい」と頻(しきり)に語る側で小山の妻君梅干の煮たるを賞翫(しょうがん)し「お登和さん...
村井弦斎 「食道楽」
...これこそ口へ入ると溶けるようだぜ」大原以前に懲(こ)りてや「なるほど柔くって実に美味(うま)い」と賞翫(しょうがん)する...
村井弦斎 「食道楽」
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