...宗方小太郎という人が草奔一介の身で大本営御在所の前庭に伺候してじきじきに拝謁を賜り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...秋の海荒るゝといふも少しばかり拝謁や菊花の階を恐懼(きょうく)して拝謁を賜りければ菊の花御船(みふね)今静(しずか)に進む夜長かな十月二十四日 別府亀の井を出て乗船...
高浜虚子 「五百五十句」
...将軍家がわづか十二歳のお若さを以て関東の長者となられ征夷大将軍の宣旨を賜り...
太宰治 「右大臣実朝」
...かたじけなくも御親書を賜り百雷一時に落ちる以上の強い衝動を覚えられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...軍人に賜りたる御勅諭までさかのぼつて考へるやうになります...
太宰治 「「惜別」の意圖」
...「臣は優渥(ねんごろ)なお言葉を賜りながら...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...百石なり五十石なり知行(ちぎょう)を賜り子孫に伝うるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...元祖同様に知行(ちぎょう)を賜りぬる事なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...……実に西博士は創立以来わが学園のもつ我等が指標にして畏くも教育者に賜りたる勅語の『健全ナル国民ノ養成ハ一ニ師表タル者ノ徳化ニ俟ツ』と仰せられたる御聖旨に副い奉るもの...
戸坂潤 「社会時評」
...「賜りたる性」かとも...
外村繁 「澪標」
...冀(こいねがわ)くはその要領を文にして記し賜りたい...
中里介山 「法然行伝」
...前に何倍する長文のご書翰を賜りそうなのに辟易して...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...是非いちど自分の村へも御来駕(ごらいが)の栄(えい)を賜りたいと懇願した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...速やかに允可(いんか)を賜りぬ...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...笛一管に忍ぶ摺染めの荒布を添えて賜り...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...そこなる姫御寮より餞別の酒を賜り...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...取後(とりまぎ)れ御礼遅延の儀平に御寛容賜りたく...
山下利三郎 「流転」
...勅許を賜りますように」すなわち...
吉川英治 「三国志」
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