...温藉靜冽の氣自から其詩を貫きたり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...貫一」と烏啼は手をあげて停めた...
海野十三 「奇賊悲願」
...盗まれた白豚は自分の家の豚の中でも最も大切にしていたヨークシャー系の大白種(だいはくしゅ)で六十貫もある大牝だとか...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...昔も今も一貫した或る特徴があるやうだ...
太宰治 「お伽草紙」
...この立場は云うまでもなく前述の新カント学派の凡てを貫いている...
戸坂潤 「辞典」
...今日の文化意識を貫徹する根本問題なのだ...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...天を貫いてもいない...
中井正一 「美学入門」
...看貫(かんかん)で紙屑に売られる程度を最後の落ちとしなければならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...五貫目玉を強薬(つよぐすり)で撃ち出すと...
野村胡堂 「江戸の火術」
...貫兵衛と組んだまま転がり込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...船持ちだけの貫禄がちゃんと具わっている」「お戯れで...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...又その心理全體を突き貫く自分の心の祕奧...
福士幸次郎 「太陽の子」
...人は決してそんな単純な形容詞で一貫するような性格を持っているものでは無いのだ...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...体重が二十貫目あったというから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...どこまでも貫徹する決心でいるらしい...
夢野久作 「暗黒公使」
...一夜に数千貫のかねやら賭物(かけもの)をうごかす博奕だ...
吉川英治 「私本太平記」
...奈良は三千貫も徴発された...
吉川英治 「新書太閤記」
...虚空へさっと閃(ひらめ)かしたのは彼の腰に横たえていた胴田貫(どうたぬき)らしい大太刀である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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