...まるで日の光を貪(むさぼ)っている冬蠅(ふゆばい)か何かのように...
芥川龍之介 「毛利先生」
...機先を制せられて、張り詰めてゐた反抗心は失つたが、再び慳貪に、「連れて行かうが行くまいが、おれの勝手だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...友人から送ってくれた霊に関する本を貪るように読みました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...貪慾に膨れあがり...
丹沢明 「工女の歌」
...自分で魚市場から買って来た魚をそのまま鱗(うろこ)も落さずわたも抜かずに鉄網で焼いてがむしゃらに貪(むさぼ)り食っていた...
寺田寅彦 「海水浴」
...非道にて所持の金銭並に開港以来貪り取る口銭広大の金高につき...
中里介山 「大菩薩峠」
...暴利を貪(むさぼ)つて居ることが判りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その覚悟が出来たのちも彼は尚口舌の慾を貪ることを忘れはしなかつたのである...
平出修 「逆徒」
...「何処まで?」中から突慳貪(つっけんどん)な声がした...
堀辰雄 「菜穂子」
...憎悪(ぞうお)と貪欲(どんよく)が奇妙にまじり合い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...本を読む気も起らず鞄を枕にすると貪るやうに眠つてしまふのだ...
牧野信一 「沼辺より」
...師匠が夫婦して夢中で読んでいた「梅暦」をようやく手に入れて貪るように読み耽っていた圓朝はめっきり大人びて憂いを帯びてきた目を上げて...
正岡容 「小説 圓朝」
...直ちに他の犬に貪り食われてしまった2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...始のほどは高利(かうり)の金を貸し付けて暴利(ぼうり)を貪(むさぼ)り...
三島霜川 「平民の娘」
...(昭和四年一〇月、『民俗学』一ノ四)(付)邪視という語が早く用いられた一例余り寒いので何を志すとなく、明の陳仁錫の『潜確居類書』一〇七をそこここ見ておると、鶏廉狼貪、魚瞰鶏睨、魚不瞑、鶏邪視とある...
南方熊楠 「十二支考」
...そして貪欲は今までうす暗がりの中でなすこともなく暮してきた商家の手代の心の中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貪夫※レ財...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...ただ老後の安養を貪(むさぼ)らんがためでなかった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- シンガーソングライターのあのさん: 歌手がケロロ軍曹の新劇場版で声優と主題歌を担当。 🎤
- 野球選手の戸郷翔征さん: 試合中に危険球を与え退場処分 ⚾️
- 野球選手の丸佳浩さん: 逆転満塁本塁打を放った巨人の代打選手 ⚾
時事ニュース漢字 📺
