...その選手は貧相なプレーを繰り返した...
...彼は貧相な外見だが、とても優しい人だ...
...このお店のラーメンは具が貧相で、物足りない...
...彼女は貧相な家庭環境から這い上がって成功した...
...あの建物は貧相な材料で作られているので、耐久性に限界がある...
...何(なん)とか云う貧相(ひんそう)な女優である...
芥川龍之介 「カルメン」
...書記はあなたの時と同じあの貧相な人でした...
伊藤野枝 「ある女の裁判」
...丁度其の時廊下を通りかゝつた貧相な看守が一寸立ち止まつて『何事だ?』と云ふやうにギロリと白い眼を光らせて通りすぎた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...総じて人間に貧相...
井上円了 「おばけの正体」
...といっても最初の奴に劣らずみっともなくもあれば貧相でもある大砲が曳かれてゆく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...慴えてるだけならよいが、なんだか寒そうで、貧相で、見すぼらしい...
豊島与志雄 「女人禁制」
...どうかしてその尖(とんが)った貧相なものにしてしまいたがる……一方はまた...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでも不見目(みじめ)な貧相(ひんさう)な勘次(かんじ)は依然(いぜん)として彼(かれ)には蟲(むし)が好(す)かなかつた...
長塚節 「土」
...貧相な窓に射し込んでゐた...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...衣の裾のすぼけた貧相なようすで数珠を持って立っている...
久生十蘭 「新西遊記」
...それに小柄な風采のあがらぬ体つきはひどく貧相で...
北條民雄 「道化芝居」
...どうしました師匠――」カンテラの灯に貧相に隈取られたおでん屋の主人の顔が...
正岡容 「寄席」
...むしろ貧相の方であって...
正岡子規 「熊手と提灯」
...裸の肩がごつごつと貧相にちらついているし...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...うっとうしい階段を昇って、貧相な、なんの飾りもない自分の部屋に入る...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...まだ若い貧相な男で...
山本周五郎 「思い違い物語」
...貧相な浪人者であった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...心の貧しい――いわゆる貧相な人々のことである...
吉川英治 「親鸞」
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