...そんなことをせずともよい豊かな身分であったのに...
太宰治 「もの思う葦」
...そしてなるべくは自然美の豊かな処で...
豊島与志雄 「故郷」
...彼女は非常に豊かな天分をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自然の豊かな繁茂の中に...
豊島与志雄 「風景」
...豊かな土地と、美しき太陽と、充ち足りた雨とを、君達に授け給うたのだ...
中島敦 「光と風と夢」
...極めて豊かな耕地にしているのである...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...童心と詩味の豊かな曲である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...豊かな頬と白い額を見せてゐる斜(なゝめ)のポーズに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昔の野趣豊かな玉川の歌である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あたかも一種の音楽のあふれ出るような豊かな声をして...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...食物が豊かな時でさえこれを非常につつましく用いることから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らよりも敢為の精神に劣る隣人に比較して豊かな状態に生活し得せしめている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼が自分で書いたその豊かな書物から得たほどの満足を受けたでしょうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...婦人はみな気品豊かな顔をして...
横光利一 「欧洲紀行」
...財力に豊かな点や...
吉川英治 「新書太閤記」
...また命豊かな者ほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...誠に滋味の豊かな歌で...
和辻哲郎 「歌集『涌井』を読む」
...四十に近づいて急に美しい花を開き豊かな果実を結ぶ人がある...
和辻哲郎 「樹の根」
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