...品花宝鑑(ひんかほうかん)の谿十一(けいじゅういち)...
芥川龍之介 「上海游記」
...櫻花をへだてゝ谿の樹々はすでに思ひ/\の若葉をひろげ...
今井邦子 「伊那紀行」
...「博士だ※博士だ※」数万丈の谿谷に博士と再会近付くのを見ると...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...平気で書いてゐる南谿氏の事だから...
太宰治 「津軽」
...「左様――谿谷(けいこく)の水と...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒柳で縁取(ふちど)りした深い谿谷の底から...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...なぜならこの擂鉢を乗り超えて次の谿谷に差しかかるとそこは正(まさ)しく昼なお暗い森林地帯で...
牧野信一 「ゼーロン」
...橘南谿(たちばななんけい)の『西遊記(さいゆうき)』五に広島の町に家猪多し...
南方熊楠 「十二支考」
......
三好達治 「霾」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...永遠に填むることの出來ない谿壑がある...
森鴎外 「古い手帳から」
...十軒ほどの家が谿間に固く寄り沿うて集まる...
柳宗悦 「日田の皿山」
...深い深い何丈とも知れない谿だ...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...上高地への分岐点も過ぎて大曲りに谿を一回りすると...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...がらがら音を立てゝ深い谿底(たにそこ)へ落ちて行くと...
吉江喬松 「山岳美觀」
...――加うるに、従来、漢川(かんせん)の民、戸数十万に余り、財ゆたかに糧はみち足り、四山谿流、道は嶮岨(けんそ)にして、一夫これを守れば万卒も通るを得ず、と古来からいわれておる...
吉川英治 「三国志」
...神谷家に伝来する牧谿の遠浦帰帆も...
吉川英治 「新書太閤記」
...山の麓の野も谿も霧の海につつまれてしまつた...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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