...然(しか)るにイタズラ小僧の茶目の二葉亭は高谷塾に入塾すると不思議に俄(にわか)に打って変った謹直家となって真面目(まじめ)に勉強するようになった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...まことに謹直でゆかしいところのある人柄でした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二三歩離れて謹直な恰好(かっこう)をして突っ立っている夫の仙太郎を麾(さしまね)いた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...私は前にも云うように女にかけて経験のない謹直な「君子」であったばかりでなく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...」そして謹直な手ぬぐいは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」――「息子(むすこ)の自由を護るに用いると同じ微妙謹直な精神をもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その大家のうちの最も真面目(まじめ)な人々の多少冷やかな謹直さ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...謹直無比と思われた執事の左京路之助...
野村胡堂 「古銭の謎」
...惡口を言はれるほどの謹直さでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...謹直なようすをした取調べ官が...
久生十蘭 「虹の橋」
...これなる人物は新興コンツェルンの花形として近代日本の産業界に隠然たる大勢力をなす林興業の親玉(キャプテン)、林謹直...
久生十蘭 「魔都」
...林謹直のオヴァーランドが日比谷公園の近くまで来ると...
久生十蘭 「魔都」
...応挙の「蓬莱山図」と葉牡丹を根〆にした大きな苔松を背景にして、林謹直、道灌山前田組の大親分、それに林の家の子郎党が五人ばかり...
久生十蘭 「魔都」
...即刻市郡の警官を市管内に集中して、ひとつ死物狂いにやって見ましょう」と溌剌たる威勢を示しているところへ、警視総監が白皙な額を聳やかしながら静かに屍体室へ入って来て、外務大臣の傍まで行くと、謹直な口調で、「御命令通りに致しました」といった...
久生十蘭 「魔都」
...(c)古代の同様に謹直な男の意見に従ったのであるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...* 前出「謹直な御仁」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつもにもない謹直(きんちょく)さであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...鷹(たか)の羽(は)一渋沢栄一からの手紙には、啓呈と、謹直な書体で、(――しばらく藩邸の各位や、道場の諸兄に、お世話に相成っていたが、一身上の都合で、目下は郷里高崎在に帰省いたしている...
吉川英治 「松のや露八」
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