...まるで空気の抜けた護謨風船(ごむふうせん)のように...
芥川龍之介 「毛利先生」
...亞刺比亞(アラビア)護謨(ゴム)の木(アカチア)茂りあひて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...最近(さいきん)は……尤(もつと)も震災前(しんさいぜん)だが……土橋(どばし)のガード下(した)を護謨輪(ごむわ)で颯(さつ)と言(い)ふうちに...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
......
上田進 「横顔」
...手紙の端にアラビヤ護謨(ごむ)で滅多に剥(めく)れないやうに切手が貼つてあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...護謨靴(ゴムぐつ)を穿(は)いて出かけようとした際にも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...死骸は護謨(ごむ)草履(ぞうり)を穿(は)いて居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...或は宇内の大勢に対する維新の宏謨と相容れざるの陋を形したりと為せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...護謨(ゴム)の乳首に吸いついて...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...中にも尚書の益稷篇――今文尚書で言へば皐陶謨の一部であるが――に所謂虞の十二章と謂ふものが見えて居る...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...家へ帰って護謨合羽(ゴムがっぱ)を脱ぐと...
夏目漱石 「三山居士」
...外(そと)を通(とほ)る護謨車(ごむぐるま)のベルの音(おと)が二三度(ど)鳴(な)つた後(あと)から...
夏目漱石 「門」
......
野口雨情 「都会と田園」
...私と護謨靴屋さんきりだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...やむを得ず三田土護謨(ごむ)工場へ通って僅かに七十八銭の日給を得ていたのだが...
細井和喜蔵 「女給」
...「聖謨は西洋の科学術藝を歎賞したれども...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...馬来の文化は護謨を中心として進展しつつあることは何人も知っている...
横光利一 「欧洲紀行」
...左右の欠刻から沁み出る護謨(ごむ)液が中央に集つて落ちるのを採収夫が硝子(ガラス)の小杯(コツプ)に受けて廻るのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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