「講ずる」の意味
対策や手段を考える
「講ずる」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの遅延に対して、迅速に講ずるべき対策を検討した。
- 政治・行政政府は災害への備えとして新たな政策を講ずる方針だ。
- 医療感染拡大防止のために、院内で厳重な措置を講ずる必要がある。
小説での「講ずる」の使い方
...無政府主義の學説を講ずるのでも...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...是の如き処に聖典を読み禅学を修め哲理を講ずるは最もふさはしいとされるが...
市島春城 「読書八境」
...仏教の原理を講ずる時にはもちろんはなはだ「藹然親しむべき」ものがある...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...倫理を講ずるものがややもすれば一般的普遍的の方面のみに着眼して...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...特に理論を講ずるにあたっては...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...二百年来水戸人士のこれを講ずる精かつ詳...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...自分自身で早急に方法を講ずる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...手段を講ずる模索によって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今や時勢の変遷と共に江戸演劇も何らか特別なる保護の方法を講ずるにあらずんば...
永井荷風 「江戸芸術論」
...私達は船宿へ帰つて万一破損の弁償金を請求されたらどうしやうかと其の善後策を講ずる為めに...
永井荷風 「水 附渡船」
...同類保存の途を講ずる余裕さえ持ち得ぬほどに貧弱なる孤立者またはイゴイストの寄合(よりあい)である...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...ここの神(かみ)さんと妹が経験もなく財産もなく将来の目的もしかと立たないのに自営の道を講ずるためにこの上品のような下等のような妙な商買(しょうばい)を始めたのである...
夏目漱石 「倫敦消息」
...衣食充足の道を講ずるとともに...
新渡戸稲造 「自警録」
...誰もあえて救助手段を講ずる者はなかった4)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...何でも早く本人同士を引離して緩々(ゆるゆる)善後策を講ずるに限るとこういわれるのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...然はあれど必ず用を問はじといふも科學的手段を講ずるものゝ迷ならまし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...老年に及んで経(けい)を躋寿館(せいじゅかん)に講ずることになった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼は再び弟子の為めに荘子を講ずることをせざりき...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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