...商人は御静謐(せいひつ)の御代(みよ)どもに正路の働きにて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...如何に荒れ狂っても静謐なるに等しい...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...何ものをも呼吸(いき)の音(ね)をさえも聞き得ない静謐(せいひつ)であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...江戸御府内の静謐(せいひつ)を念としている長十郎にとっては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...天下靜謐(せいひつ)の折柄...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天下靜謐(せいひつ)だな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あまりに重厚で静謐な中年者の姿を思はせるものがあつたからである...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...今こそ大空は深い静謐(せいひつ)を湛(たた)えているのだ...
原民喜 「廃墟から」
...家内の靜謐を妨げ...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...最後の著には、佛蘭西のもつとも洗煉された教養と東洋の遺傳との融合した家族のおもひで、ことにピアノの上手だつた美貌の母のことや、レマン湖の靜謐、コンスタンチノプルの華麗などが、魅力のある筆で敍せられてゐる...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...相愛心があれば世の中は必ず静謐(せいひつ)で...
牧野富太郎 「植物知識」
...木像かミイラのように静謐(せいひつ)である...
三好十郎 「胎内」
...十一月の夜をこめて 雪はふる 雪はふる黄色なランプの灯の洩れる 私の窗にたづね寄る 雪の子供ら小さな手が玻璃戸を敲く 玻璃戸を敲く 敲く さうしてそこに息絶える 私は聽く 彼らの歌の 靜謐 靜謐 靜謐...
三好達治 「雪」
...扉の内部にあるあの世の平和と静謐(せいひつ)と規律と...
室生犀星 「みずうみ」
...静謐(せいひつ)となったうえは...
吉川英治 「私本太平記」
...「東国の逆乱もすみやかな静謐(せいひつ)を見...
吉川英治 「私本太平記」
...諸国とも静謐(せいひつ)な方だった...
吉川英治 「私本太平記」
...天下の静謐(せいひつ)と共に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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