...時に系図座保存の旧記数十巻を御取寄せ謄写を命ぜらる...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...『美少年録』でも『侠客伝』でも皆謄写した気根の強い筆豆(ふでまめ)の人であったから...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...そのうちの二つは謄写版刷りの同人雑誌に出てゐるものであつた...
宇野浩二 「質屋の小僧」
......
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...謄写版(とうしゃばん)で刷った浅草の会の案内状である...
高見順 「如何なる星の下に」
...これよりして「項羽本紀」を手ずから謄写(とうしゃ)するものおよそ四回...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...謄写摺(とうしゃずり)にした強盗犯人捜索の回状である...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...医友又門下生の中にも曾(かつ)て之(これ)を謄写(とうしゃ)せし者なく...
福沢諭吉 「蘭学事始再版序」
...これで私に企業意欲があれば、タイプ、謄写版、名刺の早刷、その他プリント一切を含む店鋪にまで進出しただらう...
宮地嘉六 「老残」
...私の誕生日は謄本には二月十一日でしょう? 十三日なのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...謄写料のこと申していました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...別に謄写代についての手紙を一封かき終り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして謄写は皆出来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...此謄写の業であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...遠近新聞の謄本を以て対校した...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...一人で『なら』という謄写版の雑誌を出していたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...謄写版で刷ったものなので...
柳田国男 「故郷七十年」
...藤六の戸籍謄本とピッタリ一致した...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
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