例文・使い方一覧でみる「諂」の意味


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...それに人間が皆絶大威力の自然といふ主人の前に媚び(へつら)つて...   それに人間が皆絶大威力の自然といふ主人の前に媚び諂つての読み方
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」

...偽善媚(てんび)は彼の最も嫌悪する所なり...   偽善諂媚は彼の最も嫌悪する所なりの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...敢えて彼と行動を共にする必要はない」また曰く「田中は選挙民に(へつら)うために絶叫するだけのことだ...   敢えて彼と行動を共にする必要はない」また曰く「田中は選挙民に諂うために絶叫するだけのことだの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...或(あるい)は(へつら)ったり...   或は諂ったりの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」

...上官や同僚がすべて虚偽と諛(てんゆ)の便宜主義者のように見えて仕方がなかった...   上官や同僚がすべて虚偽と諂諛の便宜主義者のように見えて仕方がなかったの読み方
徳田秋声 「縮図」

...ニコデムスは長老に媚び(へつら)つてゐるやうに見えてならない...   ニコデムスは長老に媚び諂つてゐるやうに見えてならないの読み方
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」

...彼らの諛(てんゆ)を見破るほどに聡明(そうめい)ではありながらなお真実に耳を傾けることを嫌(きら)う君主が...   彼らの諂諛を見破るほどに聡明ではありながらなお真実に耳を傾けることを嫌う君主がの読み方
中島敦 「李陵」

...禁闕の諸卿も諛(てんゆ)これ努めたものであった...   禁闕の諸卿も諂諛これ努めたものであったの読み方
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」

...阿諛(あゆ)と佞(てんねい)に取巻かれ...   阿諛と諂佞に取巻かれの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...そういった卑劣ない根性が婦人連の心にきざしたのだとは言えないが...   そういった卑劣な諂い根性が婦人連の心にきざしたのだとは言えないがの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...肩をそびやかして(へつら)い笑い...   肩をそびやかして諂い笑いの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...心にもない媚びいは気持が悪いが...   心にもない媚び諂いは気持が悪いがの読み方
宮城道雄 「声と性格」

...魏人は佞(てんねい)だというか」「おや...   魏人は諂佞だというか」「おやの読み方
吉川英治 「三国志」

...汝はこれ諛(てんゆ)の老臣...   汝はこれ諂諛の老臣の読み方
吉川英治 「三国志」

...媚(こ)び(へつら)いも知らないぶっきら棒である...   媚び諂いも知らないぶっきら棒であるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ただ上官への(おもね)りや依怙(えこ)ひいきだけに依って保っている存在とはちがう...   ただ上官への諂りや依怙ひいきだけに依って保っている存在とはちがうの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...一般人の愛や同情に媚び(へつら)うでもなかったのである...   一般人の愛や同情に媚び諂うでもなかったのであるの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

...(へつら)へるを愛し...   諂へるを愛しの読み方
和辻哲郎 「埋もれた日本」

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