...摩利の教を誹謗(ひぼう)したり...
芥川龍之介 「邪宗門」
...先に亀之介が家政婦を誹謗したことを思出したから...
海野十三 「地獄の使者」
...ただいたずらに世の笑と誹りのうちに六年が経った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...此後我は永遠に汝に對しとこしへに誹謗恥辱の種たらむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...區々一身上の誹毀何ぞ意に挾むに足らんやと侯の磊落なる洵に斯くの如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...明日冷淡であって明後日は誹謗(ひぼう)するようになり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これ余が妄斷の誹を甘んじて受ける覺悟で斯くの如き試みを敢てした所以である...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...悪人の誹(そし)りは残していない...
中里介山 「大菩薩峠」
...誹謗中傷が常に圧倒的に流布されるわが国の現状では...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一 既に優美を貴(たっと)ぶと言えば、遊芸は自(おのず)から女子社会の専有にして、音楽は勿論、茶の湯、挿花(いけばな)、歌、誹諧、書画等の稽古は、家計の許す限り等閑にす可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...君は僕と語っているあの混迷期が何であったろう誹謗と無能を止めよ―――党と同盟は死と裏切りの岐点の上でこまねずみのようにはげしく回転し正確にすっくと立ち上ったのだ!僕はこんなに君を愛し君は偉大な情熱をもって僕を抱いている亡ぼされ...
槇村浩 「青春」
...舜誹謗の木あり〉と出たが一番古い...
南方熊楠 「十二支考」
...轉じて製作性の上より説くときは平生の談話、愁歎、誹謗、罵詈、辨難等をありのまゝに言葉にあらはすは實感なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...彼はプランクスに対し誹謗(ひぼう)の言葉を書きつらね...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...カイウス・カルウスは彼に対して誹謗(ひぼう)的な諷刺詩をたくさん書いていたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諂佞(てんねい)の誹(そしり)をうけるぞ」「もう何も申しあげる力もございません」陳宮は...
吉川英治 「三国志」
...多少の異議誹謗(ひぼう)はあっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...一に殿への誹謗(ひぼう)ばかりだ」「上層の面々には多少ものの分った人もあろう...
吉川英治 「新書太閤記」
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