...「誰彼かまわず話しかけるなんて失礼だよ...
...「彼女は誰彼関わらず優しい人だ...
...「誰彼構わず好奇心旺盛な子供だった...
...「彼は誰彼知らずに自分の意見を述べていた...
...「誰彼問わずフレンドリーな態度で接するのが彼の持ち味だ...
...誰彼となく心で選んでゐるうちに...
石川啄木 「天鵞絨」
...誰彼と言ってはいろいろ話をするのでした...
上村松園 「山の湯の旅」
...またもの珍しげに軒下にたたずんで見送る村民の誰彼に...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...協同親和会の面々が貴族院の誰彼へ働きかけていることは正造も承知していた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...居合はせた誰彼がわけを訊くと...
薄田泣菫 「独楽園」
...誰彼の用捨なく相手を殺してやると威嚇した...
豊島与志雄 「山上湖」
...わたくしは踊子の中の誰彼にせがまれて...
永井荷風 「勲章」
...彼はそれを誰彼に示しては...
中島敦 「かめれおん日記」
...例令そんなことが無いにしても同年輩の誰彼と屹度夜遊に出掛ける...
長塚節 「芋掘り」
...その郷里の誰彼(だれかれ)から...
夏目漱石 「こころ」
...誰彼の噂(うわさ)に夜をふかすうちに...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...たちまち誰彼の区別もなく噛みついたり...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そして出て来た奴から誰彼の差別もなく...
牧野信一 「月あかり」
...酒の上から同門の誰彼を捉へて...
眞山青果 「茗荷畠」
...たとへば死別した誰彼の聲音のやうに...
三好達治 「一點鐘」
...わたしの友人の誰彼は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...誰彼と、幕僚を呼びあつめ、「秀長から今、かく飛札して来たが――」と、淡々と一同へ打明けていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...一族の者はもとより村の誰彼(たれかれ)へも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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