...とうに誰もいなくなっていた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...誰も気が着かなかった...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...医術が進めば、昔し治らなかつた病気も治る様になり、消毒の方法が完全になれば、外科手術も次第に大袈裟なことが出来るやうに成るから、一個人の命を助ける術としては、誰も、其の進歩の有難さを感ぜぬ者は無いであらうが、扨て人類全体の生まれながらの体質に向つて、之が如何なる影響を及ぼすであらうかと考へると、此所にも自然は決して復讐せずには居らぬ様である...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...誰も見ていないと思って自分の寝室でいかなる行動に出(いづ)るか――聖なる神秘はあなた方の行手に! これによってまず些(いささ)かの御満足を与え得れば...
谷譲次 「踊る地平線」
...そうして誰も怪我をしないようにするという芸術はおそらく世界にユニークなものであろう...
寺田寅彦 「雑記帳より(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...寺の人が誰も附添わないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ちょうど好いようですね」彼女は誰も自分の傍(そば)にいないので...
夏目漱石 「明暗」
...間違いもなく甚助の殺された時誰も見ていない外に居たはずの金五郎ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰もそれを見た人はないが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰もみな船から逃げだすことばかり考えて綿密な計算をするものはない...
久生十蘭 「ノア」
...死んだところで、酔余の果ての過失として、誰も、疑う者はないにちがいない)すると、ギンが、急に、顔をあげて、呟いた...
火野葦平 「花と龍」
...誰もまだ帰ってきていないのか...
堀辰雄 「旅の絵」
...誰ももう彼には注意しませんでした...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...部屋には誰もいなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...誰もよく省みねばなりません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そうして誰も通っていないのを見澄ますと...
夢野久作 「縊死体」
...湯には誰も來てゐなかつた...
横光利一 「悲しみの代價」
...――何事があったのだろう?家臣は誰も思った...
吉川英治 「茶漬三略」
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