「読む」の意味
文字や文章を理解する
小説での「読む」の使い方
...鈴の様な好い声で藤野さんが読本を読む時は...
石川啄木 「二筋の血」
...そして経文(きょうもん)を読む代りに...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...トリゴーリンを読む気にゃどうもね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...昼も夜も忙しい人は出勤前のわずかな時間までも心せわしさをむさぼるかのように急いで新聞を読む代わりに...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...三月一日から毎日一時間前後(長いのは無効)ラムのシェクスピアを自分で工夫憶測しながら文脈を理解して読む努力を続けること...
戸坂潤 「獄中通信」
...終わりから読むこともできれば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...現在では読むだけに止まるという戯曲...
豊島与志雄 「舞台のイメージ」
...ようよう新聞を読む位...
直木三十五 「死までを語る」
...こちと読むと遠近と云う成語(せいご)になる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...足を出して五行ごとに一度に読むのだなどと云う無礼を演じてはいけない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...むしろシラーを好んで読む者は...
新渡戸稲造 「自警録」
...先(まず)書物を読む力があれば...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...六時頃、斎藤豊吉脚本持ってやって来た、早速読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...でもまあ読むで見るだけは読むで見やう...
牧野信一 「朝」
...画(え)ときの短き文を読む...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...「読みかたはおれが教わって来た」と帯刀が側から云った、「こう読むんだ、――叔父さんは山の中で淋しくないか、小一郎は昨日は晒(さら)し飴(あめ)を五つと饅頭(まんじゅう)を三つと、そのあとに、えーと、というのがはいるんだ、それから煎餅(せんべい)を七枚と芋の田楽を喰べました、もし山の中にも飴や饅頭があるなら、小一郎も叔父さんのところへゆきます、今日は饅頭を三つと、――五つかな、晒し飴を十と、ええばかばかしい」帯刀は片手を振りあげた、「まあそういった文面だそうだ、ぜひおれにこう読めと云うもんだから読んだまでだが、われながらばかなはなしだ」「それほどでもないさ」隼人は微笑した、「おかげでよくわかったよ」帯刀は眼を怒らせて隼人を睨(にら)んだ...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...それはトンプクと読むんだ」「トンプク……ああわかった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...それを「ほんとうに生き」たくない読者が喜んで読む...
和辻哲郎 「創作の心理について」
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