「誡」の意味
戒めること
小説での「誡」の使い方
...振りかえりながら「死して再び花は咲かず」と俚歌(りか)を低声に唄うて暗(あん)に死をとどむる如く誡(いまし)め行く職人もあり...
饗庭篁村 「良夜」
...この旅行で気のついたのは、我々が泊った旅舎の部屋が、標語或は所感で装飾してあることで、そしてそれ等は翻訳されると必ず自然の美を述べたものか、又は道徳的の箴言、訓誡かであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...諄々(じゅんじゅん)と訓誡した上に帰国の旅費まで恵み...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...つねに王父の遺誡を瞑目一思しぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...今一つは多年余を誨誡(かいかい)し指導する事の上に責任と興味とを持っていた居士に今日の最後の一言で絶望せしめたという事に就いて申訳のないような悔恨の情もこみ上げて来た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...藤枝は誡(いまし)めたうえで許してやろうと思った...
田中貢太郎 「女賊記」
...すなわち実験派と理論派との各自の偏見から来る無用の争いを誡(いまし)めた一節は...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...彼が金誡(きんかい)たる「士規七則」に就いて見よ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...曹大家(そうたいこ)『女誡』を訳せしむ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...娘の教誡をたのみましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...夢窓国師(むそうこくし)の遺誡(いかい)を誦(じゅ)し始めた...
夏目漱石 「門」
...フィナーレ終って楽屋へ先陣争ひをするのを誡めたもの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」そして私はこの陰鬱な訓誡をする女の許(もと)を去るのを喜びながら...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「剣難より怖ろしい女難」と誡(いま)しめられたことの方は...
吉川英治 「剣難女難」
...「子を誡(いまし)むる書」というのが出てきた...
吉川英治 「三国志」
...自分で贅沢(ぜいたく)を誡(いまし)めているが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...おれが誡(いまし)めているそばから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...給食をはじめる前にトルレスは十誡の話をした...
和辻哲郎 「鎖国」
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