...さうした不誠実には私は顔を向けるのもいやです...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年六月号)」
...誠実に仁義を行わんとする王道とはこれを甄別(けんべつ)したゆえんである...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...多数が力をあわせて誠実に全団体の維持繁栄のために働いているありさまは...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...ゆえに商人として其の誠実に忠ならんとするならば必ず商品は正札をしてすこしも上下してはならない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...誠実にその編述に従事したりとせば...
高木敏雄 「比較神話学」
...誠実にこの鴎外全集を編纂(へんさん)なされて居られるようですが...
太宰治 「女の決闘」
...その立意誠実にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...」明らかにまじめに誠実になされたその三人の断定をきくたびごとに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...誠実になされた告白...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...とうてい真底から誠実に兄のために計る事はできないのだとまで思った...
夏目漱石 「行人」
...誠実に事を運んだ方が結局最後の勝利だといったのは...
久生十蘭 「魔都」
...娘はその死苦のうちに最後まで自分を誠実に介抱して呉れたことを男に感謝しながら...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...これから誠実に正しいことをやります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...いやいや、強く、論理的に、誠実に、一貫性をもって、シブトクわれわれが考え、生きようとすれば、必然的に、この手のニヒリズムを自身の中から追い出さざるを得ないであろう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...なるべく自己批判したり反省したりしないでもよいように一貫して誠実に...
三好十郎 「恐怖の季節」
...特にその残忍と不誠実において...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幼児(おさなご)を愛するように誠実に...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...人は誠実に生きる限り――生を避けて...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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