...かく誇りかに告げて大蹈歩(おほまた)に去りぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...脚力の強きばかりを誇りかに阿呆の鼻の高尾山かな飮みつ食ひつ...
大町桂月 「夜の高尾山」
...ミスがイギリス人であるといふ誇りから...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...その活溌有為にしてしかもその大胆行険の気象に富むがごときは吾人がかつ誇りかつ羨むところのものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...さうよ!」と美女は誇りかに語を継いだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...この樹の花は四月五月の季間極めて美麗に咲き誇りかつその佳香が夜中でも薫じているので諸処の寺院ではそれを装飾花として仏前に供える...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その母に似てつやもかさも人目をおどろかす赤く黄ろい髪のために母よりももっともっと人目を驚かすだろうとマルグヴェンは誇りかに微笑した...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...こはラムプの下にて一夜に捏ねたる者なりと誇りかにいへば円テーブルはをかしとて人は笑ふ...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...新婚の血衣を誇りかに持ち廻る等々...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...誇りかに振舞うのが見える...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一種の誇りから生れたのであろうか...
柳田国男 「故郷七十年」
...このように誇りかに活き活きとしている...
山本周五郎 「菊屋敷」
...むしろ誇りかに頷いた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...寧(むし)ろ誇りかに叙している点であった...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...誇りかに閃めき透り初めた...
夢野久作 「二重心臓」
...優しい秋誇りかな春に比べて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...婦人の観客(くわんかく)が上衣(うはき)を脱いで肉色(にくいろ)の勝つた胴衣(コルサアジユ)の美しいのを誇りかに見せるのは大阪風に似て居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...彼女らしい誇りか潔癖かであったとみえる...
吉川英治 「私本太平記」
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