...その誇らかな満足の情と共に...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...誇らかにながめやった...
芥川龍之介 「偸盗」
...誇らかな勝利の微笑さえ浮かんだではないか...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...獅子退治の女勇士が誇らかにみえをきった...
江戸川乱歩 「影男」
...その金髪をいかにも誇らかに念入りに肩の上に振り分けてやったりしながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...誇らかに甲板に立つてゐた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...日本の近海を誇らかに漫歩する...
豊島与志雄 「書かれざる作品」
...そして誇らかな微笑が頬に漂っている...
豊島与志雄 「母親」
...上品で寛容で誇らかで宗教的で熱誠で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのまなざしはそれ自体としていとわしいものではなくて、誇らかで、その心を打ち明けようとしない点で正直なものであった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...モビロイルのブリキ罎(びん)を僕の目の先に誇らかに突きつけた...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...篝火に赫々と照らし出された楼上の太鼓打ちの誇らかな貌を私たちも心から祝福出来るやうに勉めて措きたいと希うてをります...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...誇らかにも尋常な...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...あの誇らかな冷静な人々を嘆美します――しかし彼等をうらやましいとは思いません...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...だれも皆誇らかに汗を拭(ぬぐ)い拭い帰って行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ホホホホホ……では左様なら……ホホホホホホ……」誇らかに笑いながら彼女は...
夢野久作 「女坑主」
...正しき伝統と品位とを誇らかに尊重してゐなければならなかつた...
横光利一 「静かなる羅列」
...勅使いたる――と聞いて、将軍呼延灼(こえんしゃく)は副将の韓滔(かんとう)をつれ、みずから立って、これを陣門に出迎え、かつ戦果の報告では、「賊どもの生け捕り五百余人は、不日なお宋江、呉用、晁蓋(ちょうがい)らの賊首を搦(から)め捕(と)ッた上で、あわせて都へ送り、都門大衆の中において、首斬ッてごらんに入ればやと存じております」と、誇らかに述べた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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