...自分たちの家の評判を恥かしめないことをかえって誇りとしていたのです...
モオパッサン 秋田滋訳 「寡婦」
...少し誇張して云えば...
芥川龍之介 「鼻」
...月給十三日分で買つた靴だと何日か雀部の誇つた顔を思出したのである...
石川啄木 「道」
...なんだか私の特権みたいに書き誇るのは...
太宰治 「兄たち」
...何も自分の知識を誇る必要はない...
太宰治 「正義と微笑」
...トロイアの誇のまゝにアルゴスのヘレネーこゝに殘し行き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...子路の誇(ほこ)る武芸や膂力(りょりょく)においてさえ孔子の方が上なのである...
中島敦 「弟子」
...古へを持たず知らずと為ししかど昔のものの如く衰ふ古人の糟粕を嘗めるを屑しとしない故に私は古い物を持たない又それを知らないといつて新風を誇つて来たのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この若い無電技師の物語は今だにゴダルミング市民の誇りになっている...
牧逸馬 「運命のSOS」
...が、この儘俥に乗せて送り届けてさへ了へば、結局此方の為には幸せなことだ、後で、ウンと誇張して、照子のあぶらを搾つてやることは、此頃にない痛快なことに違ひない――などゝいふ冷やゝかな画策を回したりした...
牧野信一 「妄想患者」
...自分たちの幸福を誇るように...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...「あるがままの貴方」は「この心の誇り」の人を理解する限界としての輪の論ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...婦人が美貌を誇って出て行く度に...
横光利一 「欧洲紀行」
...富国強兵を誇っているところの袁家とが...
吉川英治 「三国志」
...いたずらに晴の場所で雄弁を誇り...
吉川英治 「三国志」
...こう詠み誇った人々をきょうも呼び集めて...
吉川英治 「平の将門」
...且(か)つ斬れ味を衆に誇って...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...これからも対外的に誇りを忘れずにやっていきたいと思いますよ...
吉田茂 「私は隠居ではない」
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