「誂」の意味
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小説での「誂」の使い方
...むかし風に誂(あつら)えたんでしょう...
泉鏡花 「薄紅梅」
...こんなお誂(あつら)え向きな話は...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...椀盛の四品を誂へたり...
大町桂月 「川魚料理」
...遠足には誂向の好時節...
大町桂月 「千葉夜行記」
...紀州侯は誂え向きにそういう質に生れ合わせていたらしかった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...丁度誂(あつら)えたように十五夜のまん丸な月が其上に出て居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これほどお誂えむきの衣裳がほかにあるもんじゃありませんよ! ただその下着だけは...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...誂らえの品は手間取った...
豊島与志雄 「波多野邸」
...誂向(あつらえむ)きの品が全部そろっていた」丸山勇仙は...
中里介山 「大菩薩峠」
...火箸は誂へたやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さかなは好物の蒲焼(かばやき)を表町のむさし屋へあらい処をとの誂(あつら)へ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...朝飯がすゝまずば後刻(のちかた)に鮨(やすけ)でも誂へようか...
樋口一葉 「たけくらべ」
...お誂えどおり手拭いの吉原かぶりに白唐桟の細かい縞の着物...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...誂(あつら)えの俥(くるま)が来る...
二葉亭四迷 「平凡」
...誂えて松と梅と万両を壺へ活けさせたのを...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...万人向きのお誂え...
山本笑月 「明治世相百話」
...さきに鍛冶屋へ誂(あつら)えておいた錫杖(しゃくじょう)が出来上るのを待ったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...待っていたと言いたいような誂(あつら)え向(む)きだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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