...舌がたちまち縮んで咽喉(のど)へ声の詰る処へ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...小姓二人は直に世子の居間へ前の如く詰るのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...行詰るにきまっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...何だか息詰るやうなもの...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...息が詰るばかりで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...兄は詰るやうに云つた...
南部修太郎 「疑惑」
...息詰るやうな静かな夜だつた...
牧野信一 「まぼろし」
...自分が行き詰るとは...
牧野信一 「裸虫抄」
...是が虚言かと詰ると...
南方熊楠 「人柱の話」
...お前俺の女房になってくれるか?妙 ……(のどが詰る)……あい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...息が詰るじゃないの...
森本薫 「華々しき一族」
...議論に詰るとすぐ決闘だからな...
山本周五郎 「いさましい話」
...うっと喉(のど)へ声の詰るのが聞えた...
山本周五郎 「追いついた夢」
...いつかはゆき詰るのが当然ですから」「まったく...
山本周五郎 「新潮記」
...もう不必要だよ」おなつは息が詰るように思った...
山本周五郎 「契りきぬ」
...おもんちゃん」息詰るような声でおせんは云った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...息詰るような驚きに打たれて...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
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