...』『ハヽア、それで何ですな、私の作つたのは、其正当の順序とかいふ手数にかけなかつたので、詰り、早解りの所が、落第なんですな...
石川啄木 「雲は天才である」
...……詰り僕の方が君より遙かに意氣地が無いんだね...
石川啄木 「漂泊」
...その男は気詰りそうな身振りで「そうです...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...というのは、詰り、和辻的方法を生長させるに持って来いのいい対手を持ち合わせたからである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この行き詰りは「日本精神の本質をはっきり把握しない」ことから来る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...詰り漢學の上に新思想が行はれて...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...詰り其の時勢から申しますと...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...詰り東洋史といふものを日本史以外のものだと思つて居るのは全く間違だと申したことでありましたが...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其二)」
...すると彼の言葉がそこで不意に行き詰りました...
夏目漱石 「こころ」
......
野口雨情 「都会と田園」
...それつ切りで御座いました」新三郎もハタと行詰りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最後のドン詰りまで見届け...
久生十蘭 「魔都」
...Oにしてみれば気詰りだらうと...
二葉亭四迷 「嫉妬する夫の手記」
...暮しの行詰りの全責任をこの機会に長男である勉の肩にうつしてしまおうと...
「小祝の一家」
...太橋の財政が手詰りかかったと聞いたとき...
山本周五郎 「新潮記」
...ホコリ臭くて息が詰りそうで...
夢野久作 「支那米の袋」
...詰り同じ時代に出發をして...
吉川英治 「折々の記」
...この水路にはきっと、どん詰りがある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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