...かの彌次郎(やじらう)の詠(よ)める……可(い)いかい――飯(めし)もまだ食(く)はず...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...あえて考究して居るような風もなく漫然歌を詠みつつあるというごとき...
伊藤左千夫 「師を失いたる吾々」
...今度は歌一首のなかに「木」を十本詠み込んでみせてほしいといひ出した...
薄田泣菫 「器用な言葉の洒落」
...また仮に人事を詠ずる場合にもほとんど人間を天然物と同じようなふうにみて...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...乙もまたそれに答えて花鳥風月を諷詠する...
高浜虚子 「俳句への道」
...やむをえず花鳥諷詠の方向に進んでおる...
高浜虚子 「俳句への道」
...詠村道子嬢(二十三歳)等の吏員が...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...艶(つや)っぽい歌を詠(よ)み...
田山花袋 「少女病」
...貴様が贔屓(ひいき)になる三一旦那というのが和歌を詠んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...是(こ)れは本當(ほんたう)の本當(ほんたう)の話(はな)しにて和歌(うた)にさへ詠(よ)めば...
樋口一葉 「曉月夜」
...屋上の櫓で詠んだといふ一巻の歌も見出した...
牧野信一 「熱い風」
...螽(いなご)飛べば「螽飛ぶ」と詠む...
正岡子規 「曙覧の歌」
...その名所を過ぎて詠みたる歌ならば差支(さしつかえ)なかるべしと...
正岡子規 「人々に答ふ」
...艶(えん)な歌も詠(よ)んで置かず...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「歌詠学成仙府調...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は冬(くわんとう)を詠じた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...歌を詠じて自ら書し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...詩に詠じ歌によめる後は心地(こゝち)すが/\しくもなりなむ...
森鴎外 「舞姫」
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