...僕は二度も僕の目に浮かんだダンテの地獄を詛(のろ)ひながら...
芥川龍之介 「歯車」
...葉子には過去のすべての呪詛(じゅそ)が木村の一身に集まっているようにも思いなされた...
有島武郎 「或る女」
...呪詛(じゅそ)の価充分なる私の手記を読んでタイプライタアで打ち...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あるいは呪詛(のろ)った...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...お前たちは呪詛われたんだ...
泉鏡花 「婦系図」
...その詛(のろい)の物をもとに返しました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...小さい詛(のろ)ひのやうに瞬いてゐる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...人民の呪詛もひどかつた...
太宰治 「地図」
...汝が呪詛の滔々と流れ流れるを感ずるのです...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...私の忘れてゐた獨逸語のほとんどすべてが呪詛の文字だつたのである...
堀辰雄 「旅の繪」
...一説には瞿曇詛(のろ)うて帝釈を去勢したるを諸神憐んで羊の睾丸で補充したという(グベルナチス『動物譚原』一巻四一四頁...
南方熊楠 「十二支考」
...詛うて石に化しあったのを羅摩足で触れて本形に復せしめた...
南方熊楠 「十二支考」
...英米に最も盛んなゴッデム(神汝を罪す)又、デム何某(罰當りの何某)などは嚴戒の神名を呼ぶ上に、詛を兼ねた者故、極めて聞苦しい...
南方熊楠 「詛言に就て」
...是は死ねと詛はれて速に死なんと望んだのだ...
南方熊楠 「詛言に就て」
...法城は呪詛(じゅそ)の炎に焼かれざるはなく...
吉川英治 「親鸞」
...おん身を呪詛(じゅそ)しはじめた」「……ウム」親鸞はうなずいてみせ...
吉川英治 「親鸞」
...あらゆる排斥運動や呪詛(じゅそ)が女御の上に集中してくる...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...私は恐らく恐怖と呪詛とで狂い立つばかりだろう...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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