...その半空(はんくう)に仰ぎたる煙火の明滅を記憶すると共に...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...そういう人はなかったように記憶する...
芥川龍之介 「水の三日」
...我も亦この一書によつて彼の名を記憶するに止まれども...
石川啄木 「閑天地」
...記憶することいたってまれなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...支那に渡つてから凡そ八年目ぐらいの時代であつた樣に記憶する...
橘樸 「支那を識るの途」
...それは本年の四月二十六日の朝であったと記憶する...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...妙子が記憶するところでは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いかにも真に迫っておもしろかったのを記憶する...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...而も多分横顔ではなくして正面を記憶するであろう...
戸坂潤 「性格としての空間」
...この地は鍋島家の末家邸であったかと記憶する...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...詩画は不一にして両様なりとの根本義を立てたように記憶するが...
夏目漱石 「草枕」
...という感投詞が二つ続いていたと記憶するだけで...
夏目漱石 「博士問題とマードック先生と余」
...ついには嘘を真と信じ込み記憶するにまで至る...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それは実に名論であったと記憶するが...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...かつて逢った秋田県の人に何平とか書いて平をサカと訓(よ)ませた苗字があったことを記憶する...
柳田國男 「地名の研究」
...この唄の文句を記憶する方の教示を受けたいのです...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...いずれにしても最近の事のように記憶する...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...君とも度々さうであつたと記憶する...
横光利一 「書翰」
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