...観る人の心を捕へずにはおかないが...
薄田泣菫 「独楽園」
...観る者の方が動くから彫刻が動くのである...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...八月の末、よく観ると、いいのね、と皮膚のきたない芸者ふたりが私の噂をしていたと家人が銭湯で聞いて来て、(二十七八の芸者衆にきっと好かれる顔です...
太宰治 「めくら草紙」
...観る人の頭へ短的に直覚さるべきものだと思うね...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...しづかな一人としてゆうぜんと月を観る...
種田山頭火 「其中日記」
...具体的に観るを要するものである...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...夜松莚子の自由劇塲試演を観る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...揃って出なおそうよ」「癪じゃなあ」いくら努力しても観ることが出来ないので...
火野葦平 「花と龍」
...平生茅堂が画におけるを観るに観察の粗なる嗜好(しこう)の単純なる到底(とうてい)一般素人の域を脱する能はざるが如し...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「月を観る間も利慾の念を忘れてゐられぬ男は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時観る人を驚かしたのは事実...
山本笑月 「明治世相百話」
...わたしはじつと内を観る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...私達は北京へ行つて幾つかのよい芝居を観る予定が中断されたので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...風流(ふうりう)の駅長しばし我をして春の遼河の船に立たしむわれの観るこの日も後(のち)の万年(まんねん)も遼河は濁る善悪(よしあし)の外(ほか)みなかみの遼河の柳みじかくて暗きジヤンクの帆を上に置く湯崗子に宿る...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「その方はこれをどう思う? また雍の本心を何と観るか」と...
吉川英治 「三国志」
...孔明の観るところ...
吉川英治 「三国志」
...心胆を深く養えば、世間を観る眼、人間を識(し)る眼、学問の道、経世(けいせい)の道、すべてに通じ得るものだ」「けれど、ここの人達は、相手を突くことや撲(なぐ)ることが、何よりの芸としていましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...観る者の心ひとつで...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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