...相手の顔も見定める事が出来ない...
芥川龍之介 「忠義」
...何を見るともなく凝然と見定めた目の前に...
有島武郎 「或る女」
...異装の男の何人であるかを見定めてからは...
石川啄木 「葬列」
...彼は鼬のようにきょろきょろした眼で闇を貫いて見定めようと骨を折っていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...芹沢らがいよいよ寝込んでしまったと見定めた時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...それと見定めてから転がったものらしく...
中里介山 「大菩薩峠」
...その果し合いを篤(とく)と見定めたような話しぶり...
中里介山 「大菩薩峠」
...詩の限界を見定めてからでなくてはならぬと思ふのであつた...
中原中也 「我が詩観」
...ついに個々を貫いている串(くし)を見定める事のできないうちに電車を下りてしまった...
夏目漱石 「明暗」
...お楽の留守を見定めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突き落された本人さえ相手の見定めが付かなかったくらいだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次はその様子を見定めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰が倉へ入ったか見定めた者もなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「これを見定めるには三月かゝつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲者の姿を見定める隙(ひま)はございませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見定めると五六寸も積った筈(はず)の雪の上へ...
野村胡堂 「猟色の果」
...もう悉く青葉に覆はれてゐる海棠の木蔭からあたりに人目のないのを見定めた後に...
牧野信一 「籔のほとり」
...一両日はなお見定めたいとか...
吉川英治 「新書太閤記」
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