...そんな見分けのつきそうにもない小柄な少年の戸沢だった...
有島武郎 「星座」
...どの路地であつたのかもう見分けがつかなくなる...
心猿 「荷風翁の發句」
...見分けがつかなんだ...
岩野泡鳴 「戦話」
...土蔵の窓を見分けるのもむずかしくなった時分に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...全く見分けられないようにして...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...彼が押して得た一歩か二歩を隙さへあれば押しもどさうとするやうな色も見分けた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...自分の知った人の中には雀(すずめ)の顔も見分ける人はあるが...
寺田寅彦 「自画像」
...この草を嘗めて良否を見分けるというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...林の中の大名の下屋敷の離屋に十日も留められたさうで御座います」「フ――ム」「本田蓼白と伊東參龍の見分けた成分は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おれには人の才能を見分ける鋭い眼力があるなどと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...見分けのつかぬようにするためか...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...そこに描かれてある対象のほとんど何物をも見分けることの出来なかった作品であった...
堀辰雄 「窓」
...何が善い本であるかを見分けることは容易でない...
三木清 「如何に読書すべきか」
...それが誰だか一目で見分ける...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...源氏は二条の院の古画新画のはいった棚(たな)をあけて夫人といっしょに絵を見分けた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...黒い紙の上の夜の墨の跡はよくも見分けられないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薄暗い食堂の中の物を見分けるまでには...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...赤い封蝋(ふうろう)と青い封蝋をちゃんと見分けられるしね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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