...何等の能力もない死物もしくは虚無(といふ抽象物)に逆襲的壓迫力があるかの如く見なす思想が盛んになつたのは...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...軍行動の妨害者と見なすと注意がしてあった...
海野十三 「地球発狂事件」
...見なすったでもいいが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...この小屋を開けて中を覗いて見なすったですよ...
江戸川乱歩 「鬼」
...原因と結果として関連していない単なる偶然であると見なすことは不可能であろう...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...そういう特権をもった人々の一人に相当するものであると見なす気持は毛頭ない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...出船を買うことはみずからを芸者と見なすことになる...
高見順 「如何なる星の下に」
...之に反して原始民族教の嫡統と見なすべき道教は徹底的に...
橘樸 「支那を識るの途」
...むしろ敵意を以てその同伴の彼の一行を見なすようには思われなかった...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...土地の接邇(せつじ)しているいわゆる東洋を一つの区域と見なすことができなくはなく...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...モーラリストの特別に代表的なものと見なすことの出来るアディソン(十八世紀のイギリスに於けるジャーナリスト文学者)の所謂ペリオディカル・エッセイズなどを思い出せば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自分のことだと見なすものはなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――人が皆挙(こぞ)って邪悪だと見なすようなあらゆる淫猥(いんわい)な欲望を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人間にとって恥ずべき動物的状態と見なすようにしなければならぬ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...健全なる某帝国の法律が恋愛と婦人に関する一切の芸術をポルノグラフィイと見なすのも思えば無理もない次第である――議論が思わず岐路(わきみち)へそれた――妾宅の主人たる珍々先生はかくの如くに社会の輿論(よろん)の極端にも厳格枯淡偏狭単一なるに反して...
永井荷風 「妾宅」
...まるで奇跡的と見なすべきだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...仮装服愛好家と見なすだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...今後は君たちをローマ人の友と見なすから」と約束して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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